3月12日、淀支店で九条ねぎの生産者を対象に「シロイチモジヨトウ」の防除対策研修会が開かれました。
近年、九条ねぎの葉を加害する「シロイチモジヨトウ」の被害が京都市伏見区淀地域を含む府内山城地域で増加傾向にあります。
今回、2018年に九条ねぎ生産者、京都府や関係機関、JAの協力により性フェロモン剤を利用した防除を広範囲で行った結果の報告と2019年の防除対策を協議するため研修会が開かれました。
「シロイチモジヨトウ」は、1994年頃に被害が発生し、京都市伏見区淀地域を対象に性フェロモン剤の交信撹乱による防除を行い、被害は激減し、大きな成果を上げました。
2018年、数十年ぶりに性フェロモン剤による防除を行い、他の未設置地域と比べ被害は軽減され、一定の効果が確認されました。
2019.03.20